今日は少しまじめな話(^^ゞ
よく育児雑誌や育児本の中で、「怒る」と「叱る」の違いについて、書かれていたりしますよね。
「怒る」=自分が原因でする行為
「叱る」=子供が原因でする行為
と言われたりしてます。
両者の違いは、
「怒る」というのは、自分の気分のままに子供に強い言葉を投げかけてしまうこと、
「叱る」というのは、子供のために子供がよくなるために話すこと、という感じでしょうか。
なので、子供は「叱る」のはありだけど、「怒る」のはよくない、と言われます。
「叱る」というのは、子供のいけない行為について冷静に訂正してあげることであり、
「怒る」というのは、子供がしてしまったいけない行為について感情的な言葉をぶつけること。
どちらも見た目の結果としては、「子供がその行為をやめる」と同じ結果にはなるかもしれませんが、
子供の内面に与える影響には違いがでますよね、
「叱る」ことによって、その行為をやめた子供は、「この行為はよくないことなんだ」と理解して、その行為をやめますが、
「怒る」ことによって、その行為をやめた子供は、「お母さんが怒っているから(怖いから)やめよう」ということになります。
後者によって、その行為をやめた子供はなんでその行為がいけないのか、理解してはいません。つまり、お母さんがいないときは、また同じことを繰り返すことになります。
「怒る」より「叱る」ほうがいいし、こどもの人格を否定しないように、その行為がいけない、ということを伝えることが大切です。
でもこれは理想論であって、なかなか難しことでもありますよね。
子供に対して怒っているお母さんがいると、そんなに怒らなくても、という目で見られることも多々あります。でもお母さんも怒りたくて怒っているわけではないのです。わたしはそれはお母さんが悪いとは全然思いません。お母さんは悪くないのです。
子育てをしていると、それこそ「怒り」たくなることが、山ほどでてきますよね。
わたしも長男、次男が小さいときは、毎日ものすごく怒っていました。だめだとは知りながら。
なるべく怒らないように、とは思っていましたが、なぜ「怒る」ことをやめられないのか、
そしてなぜお母さんがわるいわけではない、と言えるのか、
その話はまた次回にしたいと思います。
今日も子育ておつかれさまです!
「育児=育自」子育ては自分を育てることです(^^♪
育自マラソン最後まで走りぬきましょう!!